ケンカの理由は、華澄が私に嘘を付いたから。



昨日の放課後...


学校で私は華澄に


「華澄!今日一緒に遊ぼうよ!」


と遊びに誘った。すると...


「ごめん、夏歩。今日は私用事あるんだ」


華澄は残念そうに私に返した。


「そっか~。残念だけどしょうがないね!

でも用事って何?」


わたしが不思議そうに訪ねると華澄は


「塾なの...」



俯いて華澄は言った。



「あれ?塾行く日増えたの?」


「うん......」


華澄は急に元気がなくなった。

どうしたんだろうか?

塾が嫌なのだろうか。



「まぁ、頑張ってよ!じゃあね!」


「うん。また明日」



私は華澄の変化が気になりつつ


華澄に手を振り学校を出た。


華澄とは学校が離れているため


いつも一緒には帰らないんだ。