華澄といつも一緒にいたから


寂しくて寂しくてたまらない。


素直に謝りたい。会って謝りたい。


そして何であの日嘘をついたのか


聞きたい。



「棚岡さん、友達は大切にね。


湯野さんも同じ気持ちだと思うよ。

きっと湯野さんも君と同じ

後悔をしているはずだ。

君に話を聞いてほしいって思ってるはず」



「先生!私、華澄に謝ります!

ありがとうございました!」


「うん、頑張ってね」


「はい!」



里ノ浦先生は優しく笑った。


華澄に話そう!ちゃんと!

ちゃんと謝ろう!