京次さんがそんなことを思いながら後片づけをしてくれていることも知らずに、湯船に顔をつけて息苦しさとただ今格闘中の私。
「……39、40」
「プハァー」
苦しさに勢いよく水面から顔を上げた私は、息を思いっきり吸う。
「メイちゃん、すご~い
すごいね、おさかなさんだね」
「ううん
お魚さんはもっとすごいよ」
「ねえねえ、メイちゃん
おさかなさんは
くるしいことないの?」
苦しいこと----
「そうだね、お魚さんは水中から
出た時の方が死んじゃうくらい
苦しいから、水中で息苦しさを
感じることはないだろうけど
違う意味では、もしかしたら
苦しいこともあるかもしれないね」
「そっか」
そこが好きな場所なのだと勝手に決めつけて、安息の場所なのだと思い込んでいただけで本当は違うのかもしれない。
そこにしか住む事のできない事情があるのかもしれない。
「……39、40」
「プハァー」
苦しさに勢いよく水面から顔を上げた私は、息を思いっきり吸う。
「メイちゃん、すご~い
すごいね、おさかなさんだね」
「ううん
お魚さんはもっとすごいよ」
「ねえねえ、メイちゃん
おさかなさんは
くるしいことないの?」
苦しいこと----
「そうだね、お魚さんは水中から
出た時の方が死んじゃうくらい
苦しいから、水中で息苦しさを
感じることはないだろうけど
違う意味では、もしかしたら
苦しいこともあるかもしれないね」
「そっか」
そこが好きな場所なのだと勝手に決めつけて、安息の場所なのだと思い込んでいただけで本当は違うのかもしれない。
そこにしか住む事のできない事情があるのかもしれない。


