私がこのことを知ったのはつい最近だ。
確かに私がいくら調べても所属メンバーなど一切分からなかった。
やはり、分かったのは幹部以上の5人だけだった。
流夜「あぁ。聞いたことはあるな。」
蓮「そうか。なら何故俺等がそう呼ばれてるか知ってるか?」
流夜「一応。」
蓮「それなら話しが早い。俺等が何故自分達の所属メンバーを明かさないか、何故、誰も何も分からないのか。それは…流夜「仲間を危険に晒さないため。だろ?」
蓮「…ふっ。そーだ。」
蓮はふわりと優しく笑った。
こんなに仲間思いなトコわそうそうこの世界(族の世界)で無いことだ。
……だが、私が居ると蓮達のしてきた事が全て”無駄”になるんだよ。
『私がいるからーーーー……』

