月日は流れ、俺が中2の秋のことだ。
俺が学校から帰宅したとき、施設の責任者、誠さんから呼び出しをくらった。
誠さんは優しいが怒ると鬼以上に激コワだ。
んー、俺何か悪いことしたかな・・・。
怒られるのを覚悟に、誠さんの部屋に入った。
ーーガチャ
樹「俺は何も悪いことしてないですよー。」
誠「は?なんの事だよ。今日は別にお前を怒ろうと呼んだんじゃねーよ。」
樹「怒るつもりじゃなかったら、なんの・・・ため、にって・・・その女誰?」
誠さんの部屋のソファーに、見たことのない女が一人座っていた。
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