ーーーーーーー 次に目が覚めると、見知らぬ天井が目の前にあった。 そこは、捨て子や親を亡くした子供達の里親を探すための施設だった。 片親を亡くし、もう一人は捕まり、親のいなくなった俺は、 ここで里親が見つかるまで生活するらしい。 もちろん、里親なんて期待していない。 もう、親子だとかうんざりだ。 もう、あの悲劇だけはみたくない。 俺はいつかここをでて自分の稼いだ金で生活してやると思いながら施設で生活した。