えっ!


さっきの王子だ!



しかもなんか、口調がきついし。



なんで王子が隣?

どうして?




私の頭はフルスピードで回転していた。




「あの、私相原未来と言います。よろしくね!」




「俺、立花 陸 タチバナ リク 。よろしく」




王子はなんでかめんどくさそうに言った。





「じゃ、また」





王子は、それだけ言って部屋に入っていった。





はぁー、びっくりした。


ちょっと緊張してしまったよー。


明日、りあに報告しなくちゃ。




なんて考えながら


私は部屋に入っていった。




「よーし!今から掃除するぞ!」




学校初日は、掃除のせいで


早く寝れなかった。