嬉しい


心から込み上げる嬉しさ

暖かさ

モト兄を見る

愛しさが止まらない


「ありがとう。」
右頬にキスをして私はキッチンへ向かった


えへへ


朝から気合いが入っちゃう

朝ご飯
頑張っちゃおかな






朝ごはんをテーブルに並べる

パン、ミネストローネ、ヨーグルトサラダ、ベーコンエッグ…

よしよし


モト兄はまだ寝てる…

もう10時

午後から仕事だし起こさなきゃ

そっとモト兄の耳元でささやいた


「朝だよ、起きて。」


「ん―…」


寝返りをうっただけ…

もぅ
こうなったら

「基良!起きて!」

大きな声で肩を揺すった


最近はこうしないと
なかなか起きてくれない


目を開けたモト兄

「おは…ょぅ。」


ベッドの中でダルそうに伸びをする

かわいい


「おはよっ。
朝ごはんできてるよ?」


モト兄の傍を離れようとした私の腕を掴む


「来て…。」


そう言って
私をすっぽり両腕に納めるモト兄



「りょう…俺の。」


かぁぁ!


突然で赤くなるかお

寝ぼけてるのかな?!
こんなの初めて


初めてモト兄と結ばれた日の朝は幸せがいっぱい(笑)