荒れ果てた俺の部屋をみて驚くりょう


「な…にがあったの?」


「書けないんだよ。」



素直にそのままぶつけた


もう
ダメだ


ミュージシャン失格だ


様々な感情が交差する



「大丈夫だよ。」


そんな時だった
暖かな温もりに包まれて


優しい声が降ってきた


「書かなくていい。
大丈夫。」


初めて言われた言葉


俺の中の氷りを溶かしていく