けど、後ろから足音が聞こえる。 その足音がだんだん大きくなってきて、私のすぐそこまで聞こえていた。 おいつかれた…。 そう思って私は立ち止まると、後ろから山月に抱きつかれた。 そして、山月が 「なんで逃げるんだよ。」 と息切れた声で言った。 私は泣き声で 「だ、だって山月が…他の女の子と話してたから……私じゃまだとおもっ…」 「お前がいなきゃ意味ねーだろ。」 私がしゃべり終わる前に山月は叫んだ。