嬉しかった。 でも、このゴールをいれれたのは皆が繋いでくれたおかげなんだけどな。 そう思ってきゃあきゃあしていたら、背中をバンと押された。 だれかと思って見ると、山月だった。 「山月⁉︎」 びっくりして変な声をあげてしまった。 「おめでとう、神崎。」 気持ちのいい笑顔で山月は言った。