校舎裏。 「サボらねぇ?」 着いてすぐに、啓太くんが だりー っと、しゃがみ込む。 「ダメですよ。 サボっちゃ! 先生に怒られますよ。」 「くくっ。 ほんと鈴菜は、真面目な委員長だな。」 「・・・まじめじゃないです。」 「え?」 「まじめじゃ、ないから」 そういって、彼に近づく。