「あ、啓太ー 髪の毛とモコモコのシュシュが 枝に引っ掛かったみたいなのー とってー」 そういって、上目遣いに こちらを見てくる。 ・・・それくらい自分でとれよ 内心呆れながらも 笑顔でとってやる。 「ちょっと、待ってて。 動くなよ。」 くっそ、なんでこんな 絡まってんだ!? とれろよ。 髪の毛はあっさりとれたが シュシュはなかなか、とれない。 「どうー? とれそう?」 黙っとけよ。 「もうちょい、待っといて。」 ああ、いっそのこと このシュシュとっちまいてぇ。