好きにって・・・え?
ま、待って。先生ー
あたしの悲痛の叫びは届かなかった。
はぁー
仕方ないよね。
気を取り直して、黒板に座席表をかいて番号をふる。
男子学級委員の三井くん(バスケ部員で、ショートの黒髪と神経質そうな顔が特徴だとおもう)が、司会を務めているので、ひたすらに書きまくる。
ふー、終わったー
周りをみるとまだくじを引いているようだった。
周りを確認するふりをしつつちらっと、槇津くんのほうを見てしまう。
「見てみてー」
突然話し掛けられて、ビクッとなっちゃた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…