誘拐されちゃいましたっ!?



「ねぇ、本当に幼い頃私とアンタって仲良かったの?」



幼い頃の記憶なんてそこまで覚えてないし…。



私ってどんな子だったんだろ─



「その話はまたあとでだ。それより、荷物の整理をしたほうがいいよ。入り口の所にもう置いてあるはずだから。」



「えっ!?なんで!?」



驚きつつ、後ろをみてみると…



本当にありました。



「な、なんでここに私の荷物があるの!?ま、まさか私の家にいって…。誘拐だけじゃなくて、泥棒までしたの!?」



どれだけ悪にそまってんのよ。