目の前のガキどもが硬直する。
理性を失って行く。
その目に宿っていた生力という光は弱くなっていく。自分の右肩に熱がこもる。
生力という光が目から消えた時、私を残して全員死んだ。



家へ飛ぶように帰り、鏡を見る。


目は妖しい緑色を放ち、服をずらせば皮膚に緑色の線が浮かび上がっていた。その線はヘビを表していた