不器用な兄の愛し方

一瞬 姉の顔が浮かんだ




流されちゃダメ!



ボタンを外された制服を握りしめていた手を優しく包み込み
手を退かそうとする兄




ダメ!





「私はお姉ちゃんじゃない!」





兄の動きが止まってくれた





「お姉ちゃんの代わりにしないで・・。」




半泣き状態の私をじっと見て ふっと笑った





優しく私の頬に触れる