「やっぱりここにいた!!」
亜月は私の行動範囲など手に取るように分かると言った口調で私に話しかけてきた

「電話で話した件考えてくれた?」

亜月は目をキラキラさせながら私に問いかけてきた
考えてくれた?って言われても.......

「私行く気ないよ?」

私はそう言って本をとりだし本に視線を向けた

「はぁ……宮川先輩の事まだ思ってるの?
あんなクズ男忘れなよ」

ため息をつきながら亜月は私の本をとりあげつつ言った

宮川先輩とは社会人になって初めて付き合った相手で2週間前に宮川先輩の浮気で破局

思い出しただけでムカついてくる

「私は亜紀が宮川先輩を忘れられるようにしたいだけよ?」

ゴリ押しを決めてきた

ここまで言われると私は弱いのわかってるんだろうな.......

私が折れて了承すると
彼女は抱きついてきた

そして数日後.......