心のなかでそう叫びながら
睨んでたとき、
隣のふすまがあいた。
「おぉ。朝御飯ができてる…」
「わぁ!美味しそう!いずちゃんがつくったの?」
おっちゃんと、奈美恵さん。
「あ、はい!適当に作らせてもらいました!」
「そうかそうか。ありがとうねぇ」
とおっちゃん。
「味の保証はないけどね、」
「昨日のも美味しかったし、きっと美味しいさ。
それよりいずちゃん、
今日、家から荷物取ってこれるかい?」
んー、対してないしね。
「大丈夫ですよ!」
「そうか。なら、龍之介と一緒に取ってきなさい」
「え…龍之介さんと、ですか?」
「ん?なんか問題あるかい?」
「えっと…」
いや、言えなくないか?
龍之介さんにコクられましたーなんて。
しかも、ふったんだし!
うーん、よし。黙っておきます
「なんでもないです。龍之介さん、お願いします!」
私が龍之介さんにふると、
「あぁ。」と一言。
無事、荷物運びが終わりますように…!
私は神様にそうお願いして、
ご飯を食べ始めた。
なんだかんだ、結構美味しかった♪
自分で言うのもあれだけどね…



