「お前はもう寝ろ」 部屋について一番に言ってきた言葉。 「あ、はい…」 私が部屋にはいったのを確認してからか、 そのまま戻っていった。 「龍之介さん…か。」 聞き覚えのある名前。 なんでだっけ …あ。そんなことより、 お礼言うの忘れてた 色々助けてもらったし 明日、会ったときに言おう。 私はそう心に決めて、 眠りについた。 三人に囲まれながら。