『…それ、相手はのぞんでるの?』 「ううん。 わたしが勝手に決めたこと。 わたしのわがままだよ」 『納得してくれるのかしらね?』 「…わかんない。 けど、やってみるよ。」 『ふーん。なら、頑張りな。 あと一つ』 ん? 『お嬢様になるためには相当な努力が必要よ。 覚悟しておきな』 「うん。わかった。」 わたしはありがと。 とだけいって、通話を切った。