助けを求めるわけにもいかない私は結局考えてもいい案が浮かばない。 強行突破は… とは思ったけど、 男たちが誰かとアイコンタクトを取ってるのはわかるから、 そんなことしたら本気で危ないのもわかる。 うーん。。 といまだに悩んでいると 急に男が私の着てるパーカーのポケットをあさり始めた。 「ちょ!なによ!」 そう叫ぶと、 うへ。 っと気持ち悪い笑みを浮かべ なにかを取り出した。 「ケータイ…」 やばい! そうは思ったけどもう遅い。 携帯を開いてどこかへかけようとする。 そう来たか…。