少女は背負っていたリュックから、“白色”の頭巾を取りだし、頭に被せました。
母親が何かあった時のためと持たせてくれたものです。
少女はおばあさんの家を探すべく、ひたすらに歩き続けました。
そこで少女はオオカミと出会ったのです。
少女は良いことを思い付きました。
「そうだわ!オオカミさん、おばあさんを殺して欲しいの!」
少女は無邪気な笑顔でいいました。
子供ながらに、それがどんなに罪深いことなのか、少女には分からなかったのです。
オオカミはなにも言わず少女をじっと見つめ、そして静かに背を向けて去っていきました。
少女は怒りに身を震わせました。
オオカミさんは私の言うことに逆らった。
今度会ったらオオカミ共々殺してやろう。
母親が何かあった時のためと持たせてくれたものです。
少女はおばあさんの家を探すべく、ひたすらに歩き続けました。
そこで少女はオオカミと出会ったのです。
少女は良いことを思い付きました。
「そうだわ!オオカミさん、おばあさんを殺して欲しいの!」
少女は無邪気な笑顔でいいました。
子供ながらに、それがどんなに罪深いことなのか、少女には分からなかったのです。
オオカミはなにも言わず少女をじっと見つめ、そして静かに背を向けて去っていきました。
少女は怒りに身を震わせました。
オオカミさんは私の言うことに逆らった。
今度会ったらオオカミ共々殺してやろう。

