少女はお腹も空いてきました。


そこで少女はリンゴを食べました。


持っていたナイフで皮をむき、次々と口に運びました。


リンゴはおばあさんの家に行く前に、全て食べきってしまいました。


少女は考えました。


このままではリンゴを食べてしまったことを母親にバレてしまう。


また叱られてしまう。


13歳になって間もない少女には、母親の存在は、とてもとても大きいものでした。


考えて考えて、そして思い付きました。


そうだ、おばあさんを殺せばいいー…。