ある日あたしはまた彼に声をかけられた


この日をずっとまってた


話がしたくて毎日図書室にきたんだもん


「なぁ毎日図書室いんの?」


黙ってあたしはコクんとうなずく


そしてゆっくり顔をあげて彼の顔を見た


なにか物言いたそうに彼はあたしをみる


「もっと君のことが知りたい・・・

 

  宮崎莉緒   」



え、なんであたしの名前知ってんの?


だってあたしこの人のことなにもしらない


顔もこないだしったばっか


疑問に思って首をかしげたら君はこういった


「青柳雄哉・・・俺の名前青柳雄哉」


青柳雄哉・・・あ!あたしと同じクラスの全然来てない子だ


ほら次は君の番ねぇ教えて?といってまた微笑んだ