そのあとは「はい」とゆって彼はあたしの
大好きな本をとってくれた


彼の笑顔はとてもきらきらしていて


おとぎの国の王子様みたいにも見えた


あたしは男子なんてちっとも気にしていなかったけど


彼のことだけは忘れられなくて


毎日図書館にきた


ねぇあなたにとってあたしは


どんな人?


あたしはただのぶすでさえない学校のメンバー?


もっと彼のことが知りたい


もっと話がしたい


いつの日か彼にだけ心を開いていた