目を覚ました時、目の前に見たこともない天上が広がる。


ここ、何処?


まだ、冴えない頭で考える。


ゆっくりと起き上がり部屋の中を見渡して見るも、あたしの記憶にはない。


部屋の中には誰も居なくて、急に心細くなる。


もしかして、ここが新しいあたしの囚われる場所?


窓もない部屋。


地下だろう、か?


もう外さえ見ることを、あたしは許されないってこと、か。


あたしは何処か諦めたように、また体をベットに預ける。


あんなことするんじゃなかった、な。


やってしまってから、後悔する。


あたしの人生はいつだって、後悔してからじゃなきゃ始まらない。