そんな会話を結衣としてたら、教室に着いた。


 「教室に着いたぞー。各自、自分の席に着くように!」


  そう先生が言った。


  教室に入ると黒板に席が指定された紙が貼ってあった。


 「こういうのって、出席番号順だよね・・・」


 「そうだろうね。」


 「いいな未海は!「わ」だから後ろの方で!私、「さ」だから真ん中なんだよー・・・」

 「そうだね。」


  紙を見てみると私はやっぱり一番後ろ。結衣は真ん中だった。


  ゆいはまたかーってつぶやいてた。


  私達は指定された席に着く。


  一番後ろの一番端。


  席についた途端に前の子から話しかけられた。