君のことが大嫌いだった







 「椎花は分かり易いよ。」


 「そうかな?」


  結衣がカバンを持ってやってきた。

 「椎花ちゃん?」


  そう結衣が話しかけるとしいかは焦ったように椅子から立ち上がって言った。


 「そ、そうです!!よ、よろしくです!!」

 
  か、可愛い!


 「可愛いー!!」


  そういうと結衣は椎花に抱きついた。


 「え、え!?」


  椎花が混乱してる。


 「うん、しかも椎花は天然なの。」


 「まじか!!超可愛い!!よろしくね!椎花!!」


 「よ、よろしく!」


  結衣は可愛い子好きなのね。