「そっか...。」 優真は安心したように肩を撫で下ろした。 「私も優真に伝えたいことがある。」 「うん。..何?」 私は真っ直ぐに優真を見て言った。 「私も優真が好きなの。ずっとずっと前から。確かに廉くんには告白されたけど好きな人がいるからって断った。昨日のは最後に行ってくれたら諦めるって廉くんが言ったから....。」 私は緊張のあまり優真を横目で見ることしか出来なかった。 「...まじで?」 「うん。まじで。」 私はニッと笑ってみせた。