廉くんと別れて家までの道のりはほとんど覚えてない。



そんなことより今優真がどうしてるかが気になって仕方がなかった。



「今日行かなきゃよかったのかな。」



私は廉くんにもらったキーホルダーを眺めて呟いた。



明日から優真とどう接していいのか分かんないよ。



今日のこと優真は別になんとも思ってないだろうけど。



私だけが好きだもんね。



それを考えたらまた胸が痛くなった。