「誰かと思ったら麻美と葉山廉くんじゃん。なになに?デート?」 「え、あ、まぁ。」 廉くんが頭をかきながら言った。 もー最悪だよ。今一番会いたくない人に会ってしまった。 もうすぐ家に着くからって完全に油断してたよ。 「でもよかったじゃん麻美。デートの相手がいてさ。.....じゃあ俺デートの邪魔しちゃ悪いから帰るわ。」 そう言って優真は帰っていった。