何を隠そう私の好きな人、迫田 優真(サコダ ユウマ)。



生まれた頃からの幼馴染みでずっと好きだった。



まぁ優真は気づいてないだろうけど。



幼馴染みだったら大丈夫か?の一言もないの?ばか優真。



「麻美保健室行く?」



「大丈夫大丈夫!ありがとっ。」



私ははーちゃんの手を掴んで立とうとした。



「...いたっ」



私の足首に痛みが走った。