結局優真に肩を借りて歩き出した。 「ありがと。優真。」 こう言う時、優真と同じ学校、同じクラスで良かったと思うよ。 「どーいたしまして。」 優真は私に鞄を渡して自分の席についた。 優真のこう言う優しいところがモテるんだろーね。 優真のことを好きなのは私だけじゃなくたくさんいる。 毎年バレンタインはすごい数のチョコレート。 ホワイトデーもちゃんと返すから私もライバルが増えて困ってるんだよね。