「あっ、ごめんねー。ちょっと暇だから話しかけちゃって。そろそろ暗くなるのに、ごめんね」
「い、いいえ!!」
外はもう暗くなりかけている。
20時だから当たり前か。
じゃあこれ、おまけね。
そう言って袋に飴をいくつか入れてくれた。
や、優しい...!
「わざわざありがとあございます」
「いえいえー。また明日もお待ちしてます、七恵ちゃん!」
いひっ、と子供のように笑う巻野さんに完全にノックアウト。
そのオレンジ色のエプロンが可愛さを引き立ててる。
っていうか今名前!名前呼ばれた!!!
友達にも「七ちゃん」「七」「なっちゃん」呼ばわりで、「七恵」なんてフルネームで呼ばれたことないのに!
親ですら「なっちゃん」なのにっ!
顔から湯気が出そうなくらい恥ずかしくも、嬉しかった。
「毎日来てくれるよね?」
貴方がいるときだけです。
なんて言ったら引かれる。
「は、はい」
「明日も?」
「はい!」
「じゃあ明日も話しようね!ありがとうございました!!」
キラキラスマイルでそんなことを軽々と言ってしまうところも好き...!
私は袋を受け取り、名残惜しくコンビニから出た。
冷たい夜風が、熱い頬を冷やした。
「い、いいえ!!」
外はもう暗くなりかけている。
20時だから当たり前か。
じゃあこれ、おまけね。
そう言って袋に飴をいくつか入れてくれた。
や、優しい...!
「わざわざありがとあございます」
「いえいえー。また明日もお待ちしてます、七恵ちゃん!」
いひっ、と子供のように笑う巻野さんに完全にノックアウト。
そのオレンジ色のエプロンが可愛さを引き立ててる。
っていうか今名前!名前呼ばれた!!!
友達にも「七ちゃん」「七」「なっちゃん」呼ばわりで、「七恵」なんてフルネームで呼ばれたことないのに!
親ですら「なっちゃん」なのにっ!
顔から湯気が出そうなくらい恥ずかしくも、嬉しかった。
「毎日来てくれるよね?」
貴方がいるときだけです。
なんて言ったら引かれる。
「は、はい」
「明日も?」
「はい!」
「じゃあ明日も話しようね!ありがとうございました!!」
キラキラスマイルでそんなことを軽々と言ってしまうところも好き...!
私は袋を受け取り、名残惜しくコンビニから出た。
冷たい夜風が、熱い頬を冷やした。



