「でもよ。そうなった場合、彼女のほうもアレなわけじゃん」
「ふぇ?」
キョトンとする晴夏に悶える。
なに、なに「ふぇ?」って!やばい、超可愛い!!
不意討ちだったからそんな声が出たのか。
あー、めっちゃ可愛い。
「ゴホン。なに?」
咳払いで誤魔化した晴夏。
若干顔が赤くなってるのは気のせいじゃないだろう。
「だってよ、婚姻届持って行ったのは彼女だし。別に強制じゃなかったわけだろ」
「まあ、それは......」
「それに、彼女が決めたんなら後悔してもどうしようもねえし。そいつが最終的に自分の意思で行動したわけだし」
「..................」
返す言葉もないのか、パンケーキを黙々と食べ進めていく。
俺は無意味に飲みかけのコーヒーをスプーンでかき混ぜながら反論する。
でもこんなことで言い争いになるのは避けたい.......。
たかが映画の感想のために喧嘩になって破局するのはさすがに虚しい。
よって、なんとかこの話から逸らそうと他の話題を持ち出した。
「そ、そういやあさ。兄貴にまた彼女ができたんだと」
しかしこの話題が間違いだったのかもしれない。
「ふぇ?」
キョトンとする晴夏に悶える。
なに、なに「ふぇ?」って!やばい、超可愛い!!
不意討ちだったからそんな声が出たのか。
あー、めっちゃ可愛い。
「ゴホン。なに?」
咳払いで誤魔化した晴夏。
若干顔が赤くなってるのは気のせいじゃないだろう。
「だってよ、婚姻届持って行ったのは彼女だし。別に強制じゃなかったわけだろ」
「まあ、それは......」
「それに、彼女が決めたんなら後悔してもどうしようもねえし。そいつが最終的に自分の意思で行動したわけだし」
「..................」
返す言葉もないのか、パンケーキを黙々と食べ進めていく。
俺は無意味に飲みかけのコーヒーをスプーンでかき混ぜながら反論する。
でもこんなことで言い争いになるのは避けたい.......。
たかが映画の感想のために喧嘩になって破局するのはさすがに虚しい。
よって、なんとかこの話から逸らそうと他の話題を持ち出した。
「そ、そういやあさ。兄貴にまた彼女ができたんだと」
しかしこの話題が間違いだったのかもしれない。



