近くに、掃除用具の脚立があった…

その頃、やんちゃだった私は…おばあちゃんと直ぐに告げ口する妹の目を盗んで…


「うーん、…よいしょっ。」

トイレのドアを叩いても、叩いても、誰かいますか?と聞いても…

返事は、ない。

だから、覗いてみた…

「はぁ?」
誰もいないじゃん。

もう一個も、その次も…