「えー。芹沢様の親衛隊隊長としてはそろそろお相手して頂かないと、芹沢様の大切な方を傷つける事になっても し・り・ま・せ・ん・よ~」
「そんな事をしたら親衛隊は即、解散させるから」
さっきまで笑みを浮かべていた鏡夜の顔が途端、冷たい表情へと変わる。
その表情にビクリと肩をひくつかせたその女の子はそれでも負けまいと、鏡夜の腕にしがみついた。
「そんなに怖い顔をしないで下さい~。…本当にダメ…、ですか?」
「ゴメンな」
そう言いながら鏡夜は腕に絡みつく女の子の顎を持ち上げ、軽くおでこにキスを落とす。
するとさっきまで不満気だった顔は一気に蒸気させ、真っ赤な顔に満面の笑みを乗せると鏡夜にペコリと頭を下げ去っていった。
これって一体?



