紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~



でもまぁ、こんなホストな格好をしている先生でも生徒思で素晴らしいという事は否定できない。



実は私自身、こんな先生でも尊敬していたりするのだ。


それは私が赤ちゃんの頃、この先生に助けられた…という過去があったりするから。




一条製薬に捕らわれていた当時赤ちゃんだった私を母親が逃がす為、必死の思いで脱走し逃げた先にいたのは中学生だった先生。

当時、中学生だった先生は、赤ん坊である私を託されてしまった。



その時先生は、母さんの兄である東條隆之に連絡してくれと頼まれたらしい。



もしあの時、赤ちゃんだった私を助けてくれなかったらきっと私は母の兄である東條隆之に育てられる事はなかったし、一条製薬にずっと捕らわれていたままだった。




だから…、


この先生には本当に感謝しているし、頭が上がらない。


…のだけどでも、そんな態度を見せる事なく結構ふてぶてしい態度で佐伯先生に接している私は罰当たりかもね?



思わず、ペロッと舌を出してみた。




ははは…、


佐伯先生に睨まれてしまった---