「何よ?」 「綾香…、朝っぱらから盛りやがったな」 「へッ?」 その言葉の意味がすぐに分かった私の顔は、真っ赤に染まってしまう。 な、何でそんな事分かるのよ? あー、まぁそれはつまり、私から蓮の香りがしたって事だよね? しかもこの分だと、キスした事も良牙にはお見通しって感じだ。 これ以上、良牙と話すのが恥ずかしくなった私は視線を窓の外へと向けた。 しかし良牙はそんな私の態度を気付く事なく、話しを続ける。 もう話したくないって気付きなさいよね、良牙!