「おい」 「へっ?」 不機嫌な声が、頭上から降ってきた。 見上げると、拗ねた表情の蓮が私を睨みつけている。 えええっ? 何でそんなに怒っているの? 「あまり俺以外の男を見つめてんじゃねぇ」 「………っ」 あぅ…、 すみません。 しょんぼりと肩を落とした時、蓮の腕に力がこもった。 少し痛い--- でもずっと蓮の傍にいる事の出来なかった私はかなりの蓮不足だった為か、そんな痛みが気持ちよいと思ってしまう…。 あれ? もしかして私って、まさかの『M』?! なんてね。