「綾香、」 「……っ」 時政先輩が私を呼び止める。 しかし私は時政先輩の声を無視して、そのままお店から飛び出してしまった。 私が蓮の彼女なんだから偉そうに蓮の隣に座ればいいのに…、 それが出来ないで、ウジウジしている自分が凄く嫌だ。 逃げるように地下にある店を飛び出た私はそのまま地上を目指し、階段を駆け上がる。 地上に出て、すぐに右を曲がったところで…、 ドンッ---