鏡夜のバイクに乗って、辿り着いた場所。
それは…、
『J』と言うバーだった。
閉店してしまっているレンガ造りのお店の下、
つまりは地下に位置するこのバーは看板が一切置かれていない為、この店を知っている者しか入ることは出来ない。
たまにここがバーだと気付かずに入ったとしてもこの店には多くの不良達が席を陣取っているからか店を覗いた瞬間、すぐに店から出てしまう…らしい。
…って事は殆どこの店に来る不良達の支払ったお金で、この店の経営が賄っているって言う事なのかな?
そんな疑問を胸に私は人生初の、バーと言う店に第一歩を踏み出した。



