「きょ、鏡夜?」 「ほら綾香、行こうぜ。俺のバイクに乗せてやるから」 「えっ」 鏡夜のバイクに? えっと…、 まだ蓮から行ってもいいと許可が下りてないんだけど…。 パソコンと向かい合いながらカタカタとキーを打ち込んでいる蓮に、チラリと視線を向けた。 そんな私の視線に気付いていないのか今の会話を全く聞いていなかったのか、蓮はパソコンから視線を動かさない。 あの…、と蓮に口を開こうとした時だった。