「でしたらこの後、一緒に出かけませんか?」
「出かける?…どこに行くの?」
「私達チームがよく集まっている店があるのですが、そこのご飯がとても美味しいのです。いつか綾香にも是非、来て頂きたいと思っていたのですが」
お店かぁ。
チームとは蓮達が所属している『焔龍』の事だろう。
そんなところに私が行ってもいいのだろうか?
チラッと今だカタカタとパソコンに何かを打ち込んでいる蓮を見たが、私の視線に気付いているはずなのにこちらを見てはくれない。
チームの総長である蓮から許可をもらってないのに行くのは行きづらい---
どうしよう…。
「「一緒に行こうよ~!」」
「うわっ!」
首を傾げ悩んでいるところで、双子達が私に飛びついてきた。
お、重い---
私の前から抱きつくのは朱利、後ろからは青治が二人がかりで体重をかけてくるものだからかなりの重さだ。
いくら私の力が常人よりはあるといっても、自分より体重のある男性二人では少し身体がグラついてしまう。



