「………口紅?」
良牙の口元から私の指に付着したのは、赤い色のもの。
「なッ!!!」
「もしかしてルキアとキスした?」
「………チッ!」
自分の口元を思いっきり拭った良牙はギッと私を睨みつけ、ドスドスと音をさせながら扉へと向かっていった。
バンッ!!!!
大きな音を立てて扉が閉まり、良牙の姿も見えなくなる。
「行っちゃった…」
良牙、ルキアとキスしたんだ。
驚いた---
もしかして二人は中学の時から、キスをするような関係だったのかな?
………ルキアには蓮がいたのに?
それは本人に聞いてみないと分からないけど…、でも驚いた。



