紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~







……



するとバッっと急に立ち上がった良牙にびっくりし、思わず私は仰け反ってしまった。




へっ?


唖然と見ている私に背を向けた良牙はそのまま、さっさと扉に向かって歩き出してしまったのだ。




はぁ?


私に何も言わないでここからいなくなるつもり?


何があったのかくらい教えなさいよね!




目を細め、一気に怒りのボルテージが上がった私の身体が高くジャンプする。