紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~



「きょ、京極さん?」


嫌な予感に眉がピクリと動く。




「俺にまかせときー」


「え、いや、止め…」


「えーから、えーから」



いや、その顔は全く信用出来ない…から---


あ、あああああーーーッ!!!




ガンッ---


足を大きく振り上げた京極さんはそのまま、良牙の頭へと一直線に振り上げる。



いや、それはだめぇぇぇぇーッ!!!




「………イッテェー」


ダメだ…、遅かったか…。


目の前では頭を抱え、身悶えている良牙の姿。




そりゃそうだよね…、


京極さん思いっきり良牙の頭、蹴っ飛ばしてたもんね。