紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~



何をされるのかが分かり、瞳をゆっくりと閉じる。



ルキアのクセなのか…、


俺の喉にそっと触れ、そこを撫で始めた。



まるでネコをあやすようなそれさえ、今の俺にとっては酷く心地良い。




ルキアにされるがままでいる俺を、楽しそうにくすっと口元に笑みを洩らした。




「ほんと…、相変わらず可愛いわね」


「うるせぇ…」



ルキアに向けていた視線を横に向ける。


今だ喉を撫でられ、ネコのように喉が鳴りそうだ---




「…昨日、私の後をつけたでしょ?」


「………」