紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~



「ルキア」


この甘い香りは、獣である俺を捕らえ絡み付いてくる。




ダメだ…


誘われる---




「おいで、良牙………ッ」


引き寄せられるように唇を自身の唇で塞いだ。




足りない…、


ルキアが足りない---




徐々に熱くなっていく身体の奥底から、獣が目覚め始める。